故宮博物院
小宇宙の中心、紫禁城。北京の中央、天安門北側に広がる一角に位置する紫禁城のことで、清時代の宮殿だったことから、《もとの宮殿》の意味から故宮と呼ばれる。面積72haを誇る広大な敷地内には、約9000室の部屋があり、朱色の柱に瑠璃瓦が耀く殿堂と、高楼が密集する。紫禁城は、1417年に明の永楽帝が南京から都を遷し、元の宮城跡に築いたものだ。20万人以上の労働力を動員して、完成までに15年の歳月を要した。
 
  紫禁城周辺
   
  天安門
  明代に創建された、国家権力の象徴。
  1949年に中華人民共和国が成立した際、毛沢東が楼上で共和国の成立を宣言。以来、国家のシンボルとなり、国の紋章にも天安門があしらわれている。夜はライトアップされ、ひときわ美しい姿をみせる。
 
   
  天安門広場
  明・清代は、千歩廊と呼ばれた。東西500m、南北880m。南の前門から北にあがる紫禁城に向かって1直線に、毛沢東記念堂、人民英雄記念碑が配され、長安街をはさんで、向こうに天安門がそびえる。
 
   
  人民英雄記念碑
  1840年アヘン戦争以来、革命の犠牲者を記念する。下層の台座の周辺には、革命をテーマにしたリレーフがある。
   
  毛主席記念堂
  毛沢東の坐像の奥、水晶の棺に遺体が安置されている。
  華国峰により2億元(当時約300億円)の巨費を投じて建設されたこの記念堂は、毛沢東逝去の1年後の1977年9月に落成した。
   
  人民大会堂
  天安門広場の西に建つ国会議事堂。
  建物正面には18本の大きな柱が並び、1万人以上を収容できる大ホールが、館内の中央に位置している。
 
   
  労働人民文化宮
  「周礼・考工記」に記されている国作りの思想「左祖右社」に基づいて1420年に建てられた「太廟」がもととなっている。紫禁城の左に歴代皇帝を祭る「太廟」、右に地と五穀の神を祭る「社稷壇(現在の中山公園)」を建て紫禁城と共に皇帝の御苑を形成している。
  現在、展示場や図書館として、活用。
 
   
  皇史セイ
  皇室の文書館。木造を全く使わず、梁も柱も無い構造。火・湿気・害虫を防ぐ構造。
   
  中国国家博物館
  2003年2月、中国歴史博物館と中国革命博物館が合併し、中国国家博物館が誕生。
@中国歴史博物館
先史時代から19世紀中頃アヘン戦争までの歴史を展示。収蔵品35万点。
A中国革命博物館
アヘン戦争から中華人民共和国成立まで(1840〜1949)の歴史を紹介。
 
   
  中山公園
  故宮博物院と天安門の間。中央にある社ショク壇は、皇帝が土地と五穀の神を祭ったところ。孫文(孫中山)の遺体を一時安置したので中山公園と言う。
   
  景山公園
  高さ45mの人工丘。中峰から北京市内が一望できる。ここから見渡す紫禁城は格別に美しい。
   
  北海公園
  人工湖を中心とした71haの宮廷公園。
   
  前門(正陽門)
  朱塗りの北京内城の正門。
 
 

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